法事などでお供え物をささげるというのは、農耕稲作の際に祈願するというところから始まってきているようですが、それは相当広く習慣化されていることがわかります。たとえば安産祈願や地鎮祭などひとつの年中行事として、日常生活上の安全やお祝いごとをはじめ個人的な小さなことであってもお供物をささげて祈願するという習慣が残っていることはご存知のとおりです。
個人宅においても神棚や仏壇に榊や仏花や灯明のほかお供え物をして一家の家内安全や招福を祈願してきました。その中で法要や法事の際にもお供え物をするということは、当然のこととなったのでしょう。