なおらいの語源は、直り合いで一同が、祭祀のため行った斎戒を解き、平常に直るという意味があり、またなほるを食膳に着座する、一同が会する意味としてもあるそうです。仏教の法事の際の料理とは、仏事でいう神事であることは同じようですが、少し意味合いは違ってきています。仏教的な法事で言えば故人を偲び生命を慈しむという事になりますが、神式では神事から平常に戻る儀式といえそうです。
しかし仏事も神事も儀式の最後にする食事は精進料理となっているようで、現在では儀式の締めとしての一堂に会する食事であることは間違いはないようです。ただ神事の場合には慣習というよりは、実際に神事の一環としての位置づけがありますから、各神事ごとの直会の方法があるようです。