お盆とともに夏の行事のひとつとなってるのが施餓鬼会せがきえがあります。本来この施餓鬼会はお
盆とは別の行事です。地域によって5月の連休中や、年忌、百ヶ日の法要などと合わせて行う場合も
あるようですが、大半の地域ではお盆の期間に行われています。その際にも、卒塔婆を建てて供養を
行います。
餓鬼とは、仏教ではいつも飢えと渇きで苦しんでいる亡者のことです。餓鬼の世界はまさに飢えの世
界で食物があっても食べることのできない世界です。このような餓鬼に食べ物を施して救い出すのが
施餓鬼です。
自分の力でその苦しみから抜け出すことのできない餓鬼にとって、施餓鬼会が唯一の救いになるとされています。施餓鬼会の法要では、お寺に設けられた施餓鬼壇に 三界万霊 と書いた位牌を安置し、檀家の人が持ち寄った米や野菜、果物、菓子などと一緒に卒塔婆を建てて法要を行い故人を供養します。